健診予約アプリ / 操作マニュアル

健診予約アプリ 使い方ガイド

Excelの予約依頼と空き枠を取り込み、受診日を自動で割り当てて出力するアプリです。はじめての方でも、この手順どおりに進めれば使えます。

このアプリは、健診の 予約依頼(受診者の名簿) と 予約枠(日ごとの空き枠) を取り込み、希望月や検査内容に合わせて 受診日を自動で割り当て、結果をExcelで出力します。

📥

取り込む

予約依頼と予約枠のExcelを、クリックまたはドラッグ&ドロップで読み込みます。

🗓️

割り当てる

「受診日割当」ボタン1つで、空き枠と希望に合わせて受診日を自動計算します。

📤

出力する

結果を2種類のシート(自由形式・枠の割当表)に分けてxlsxでダウンロードします。

はじめに取り込んだ受診者データはお使いのブラウザ内だけで処理され、サーバーには保存されません。ページを再読み込みすると消えます(個人情報が残らない設計です)。保存されるのは「設定(列の定義など)」だけです。

全体の流れ

ふだんの作業は、この5ステップのくり返しです。

  1. ログインする — 発行されたアカウントとパスワードで入ります。
  2. 予約依頼データを取り込む — 受診者名簿のExcelを読み込みます。
  3. 予約枠データを取り込む — タックから出力した日別の空き枠Excelを読み込みます。
  4. 「受診日割当」を押す — 自動計算され、結果が「出力データ」に表示されます。
  5. 確認してダウンロード — 結果を確認し、xlsxで保存します。
初回のみ列の名前や「胃レントゲン→胃XP枠」などの対応づけは 設定 で一度だけ登録します。2回目以降はステップ2から始められます。

画面の見かた

ログイン後の基本画面です。上部の操作ボタンと、3つのタブ(切り替え画面)で構成されています。赤枠の番号と、下の説明が対応しています。

guest でログイン中 5
計算基準日 2026/08/14 2 3 AIを使用 4
1
予約依頼データ
予約枠データ
出力データ
この領域をクリックしてファイルを選択、またはファイルをドラッグ&ドロップしてください。
図:ログイン後の基本画面(イメージ)
  1. 13つのタブ:予約依頼データ(受診者名簿)/予約枠データ(空き枠)/出力データ(割当結果)を切り替えます。
  2. 2受診日割当:押すと受診日を自動計算し、自動で「出力データ」に切り替わります。
  3. 3AIを使用:チェックすると、備考欄の自由記述(例「10/1希望」「鼻」)をAIが読み取って割当に反映します。ふだんはOFFで構いません。
  4. 4データクリア:取り込んだ全データを消去します(確認あり)。別の名簿を扱う前などに使います。
  5. 5設定:列の定義・対応表・パスワード変更などを行います(後述)。

1ログインする

ブラウザで https://kenshin.pluswebapp.jp/ を開き、発行されたアカウントとパスワードを入力して「ログイン」を押します。

Point次回以降は自動でログインした状態になります。共有PCで使う場合は、作業後に ログアウト しておくと安心です(別の人にデータが見えないようにする効果もあります)。

2データを取り込む

取り込むファイルは2種類です。タブを切り替えて、それぞれ読み込みます。

① 予約依頼データ

受診者の名簿。氏名・希望月・検査内容などが入ったExcel。

② 予約枠データ

タックから取得した、日ごとの空き枠が入ったExcel。

取り込みたいタブを選び、パネル内をクリックしてファイルを選ぶか、Excelファイルをそのままドラッグ&ドロップします。

予約依頼データ
予約枠データ
出力データ
2シート1 シート2 × 3件数: 103 件
1
この領域をクリックしてファイルを選択、または Excel をドラッグ&ドロップ
図:予約依頼データの取込パネル
  1. 1取込エリア:ここをクリックするとファイル選択画面が開きます。Excelを直接ドロップしてもOK。
  2. 2シートタブ:Excelに複数シートがある場合、シートごとに表示を切り替えられます。×で不要なシートを削除できます(確認あり)。
  3. 3件数:取り込んだ行数が表示されます。予約枠データでは「基本枠合計」も表示されます。
注意ヘッダー(見出し行)は自動で探します。設定の「列定義」に登録された列だけが表示・利用されます。想定の列が出ないときは 設定 の列名を確認してください。

3受診日割当を実行する

2つのデータを取り込んだら、上部の 「受診日割当」 ボタンを押します。希望月・空き枠・検査内容をもとに受診日を自動計算し、終わると自動で「出力データ」タブに切り替わります。

計算基準日 2026/08/14 1 2 AIを使用
受診日割当を実行しました(対象 103 件、割当 102 件=初回 97 + 再割当 5、未割当 1 件)。
図:受診日割当ボタンと結果メッセージ
  1. 1受診日割当:クリックで計算開始。空きが多い日へ分散し、入りきらない人は「ずらし」で再調整して割当数を増やします。
  2. 2AIを使用(任意):チェックすると、備考欄の記述(例「10/1希望」=その日に固定、「鼻」=経鼻枠を使用)をAIが読み取って反映します。
仕組み(かんたんに)各受診者は「基本枠」を1つ消費し、検査内容(対応表で定義)に応じて胃・子宮がん・MMGなどのオプション枠も消費します。希望月(複数指定可・上ほど優先)の中で、空きのある日に割り当てます。
同日割当回避(任意)設定で列の種類を「同日割当回避」にすると、その列の値が同じ受診者を同じ受診日に割り当てません(例:部署を設定すると、同じ部署の人が同日に集中しないよう別の日へ分散します)。複数の列に設定した場合は、列ごとに独立して回避します(空欄の人は対象外)。
※分散を優先するため、希望月の受診可能日数や枠が足りないと未割当が増えることがあります。
未割当が出たら「未割当 N 件」は、希望月に空き枠が無かった人です。予約枠を追加するか、希望月を見直してください。メッセージに警告(例:設定の枠列名が予約枠データに見つからない)が出た場合は 設定 を確認します。

4結果を確認してダウンロードする

「出力データ」タブには2つの表示があります。確認したら 「⬇ xlsx ダウンロード」 で保存します(2つがシートに分かれた1つのExcelになります)。

予約依頼データ
予約枠データ
出力データ
1ユーザー定義フォーマット 割当後予約枠 2
受診日4F受付(8:20)MMG 4F(MMG午前)
2026/10/0132 (#山田, #佐藤)1 (#山田)
2026/10/021 (#鈴木)0
図:出力データ(割当後予約枠のイメージ)
  1. 1ユーザー定義フォーマット:設定で決めた列で出力する表。割当後予約枠:予約枠データを日付順に並べ、各枠に割り当てた受診者を注記した表。
  2. 2xlsx ダウンロード:上記2つを2シートにまとめたExcelを保存します。
  3. 3注記の見かた:「2 (#山田, #佐藤)」=その枠の枠数が2で、山田さん・佐藤さんを割り当てた、という意味。括弧内は初期設定では行番号(#3など)ですが、設定で氏名などに変更できます。

⚙設定(初回・管理者向け)

右上の 設定 から開きます。ここで「どの列を使うか」「検査内容とどの枠を対応させるか」などを登録します。一度登録すれば保存され、次回から使えます。

1
予約依頼データの列定義
⠶氏名表示のみ ▾
⠶胃予約枠識別 ▾
⠶部署同日割当回避 ▾
2
予約枠データの列定義
⠶受診日受診日 ▾
⠶4F受付(8:20)基本枠 ▾
3
出力データの列定義
⠶氏名
⠶No
4
図:設定画面の3つの列定義(横並び)
  1. 1予約依頼データの列定義:使う列名と「種類」を登録。種類は表示のみ/受診希望月/AI読取/予約枠識別/同日割当回避。同日割当回避を選ぶと、その列の値が同じ受診者どうしを同じ受診日に割り当てません(例:部署ごとに別の日へ分散)。行はドラッグ(⠶)で並べ替え可(受診希望月は上ほど第1希望)。対応表ボタンは全行にありますが、種類が「予約枠識別」の行だけ有効になります(他はグレー表示)。
  2. 2予約枠データの列定義:予約枠Excelの列を役割(受診日/基本枠/胃XP枠/胃内視鏡(経口)枠/(経鼻)枠/MMG枠/子宮がん枠/腹部エコー枠/使わない)に割り当てます。列名は予約枠Excelの見出しと一致させてください。
  3. 3出力データの列定義:出力する列名と、その値を「値を選択」で指定(計算値/予約依頼データ/予約枠の種類 から選択)。行はドラッグ(⠶)で並べ替え可。ラジオ(割当後予約枠表示)を1つ選ぶと、割当後予約枠の括弧内がその列の値になります(例:氏名)。
  4. 4保存:変更はこのボタンで確定(次回から有効)。パスワード変更はこの下の別カードにあります。

対応表(検査内容 → 予約枠)

「予約枠識別」の列(例:胃)の対応表ボタンで開きます。値(例「胃部レントゲン」)が、どの予約枠を消費するかを登録します。

対応表:胃
値予約枠
1⠶2どちらでも良い3胃内視鏡(経口)枠 ▾削除
⠶どちらでも良い胃内視鏡(経鼻)枠 ▾削除
⠶胃部レントゲン胃XP枠 ▾削除
図:対応表エディタ
  1. 1ドラッグハンドル(⠶):行をドラッグして並べ替え。同じ値に複数の枠を設定したとき、上ほど優先して消費します(例「どちらでも良い」は上の経口を優先、空きが無ければ経鼻)。
  2. 2値:受診者データに入る文字(例:胃部レントゲン、どちらでも良い)。半角/全角は自動で吸収されます。
  3. 3予約枠:その値が消費する枠をドロップダウンで選びます。

🔑パスワードを変更する

設定画面の下の方にある 「パスワード変更」 カードで行います。現在のパスワードと新しいパスワード(2回)を入力し、「パスワードを変更」を押します。次回ログインから新しいパスワードが有効です。

おすすめ初期パスワードは推測されやすいので、施設ごとのアカウントで強固なパスワードに変更してください。設定の「保存」とは独立して、その場で反映されます。

困ったとき(よくある質問)

取り込んだのに表がほとんど表示されません
設定の「列定義」に登録された列だけが表示されます。列名がExcelの見出しと一致しているか確認してください(半角/全角は自動吸収されます)。予約枠データは見出しと完全一致が必要です。
「未割当」が多く出ます
希望月に空き枠が足りていない可能性が高いです。予約枠を追加する、希望月を増やす、または割当メッセージの警告(枠列が見つからない=設定の列名ミス)を確認してください。
受診日割当を押しても計算されません
予約依頼データと予約枠データの両方が取り込まれているか確認してください。また、予約依頼側に「受診希望月」、予約枠側に「受診日」「基本枠」が定義されている必要があります。
ログインし直したら前のデータが消えました
仕様です。取り込んだデータはブラウザ内だけで保持し、サーバーには保存しません。作業のたびに取り込み直してください(個人情報を残さないため)。
設定を変えたら他の人にも影響しますか?
設定はアカウントごとに保存されます。ただし複数人で同じアカウントを共有している場合は、その設定が共通になります。
AIを使用にチェックしても動きません
AIは備考欄(種類=AI読取)に文字がある行だけを対象にします。またサーバー側のAI設定が必要です。うまくいかない場合は割当メッセージのエラー文を管理者にお伝えください。

用語集

予約依頼データ
受診者の名簿。氏名・受診希望月・検査内容などが入ったExcel。
予約枠データ
タックから取得した、日ごとの空き枠が入ったExcel。
基本枠
その日に受け入れられる全体の上限。受診者は1人につき基本枠を1つ消費します。
オプション枠
胃XP・胃内視鏡(経口/経鼻)・MMG・子宮がん・腹部エコーなど、検査ごとの枠。基本枠の中で消費されます。
予約枠識別/対応表
受診者データの値(例「胃部レントゲン」)が、どの予約枠を消費するかを対応づける表。
受診希望月
受診者が希望する月。複数指定でき、上(左)にあるものほど優先されます。
同日割当回避
列の種類の1つ。この列の値が同じ受診者どうしを同じ受診日に割り当てない(例:部署ごとに別の日へ分散)。複数列に設定すると列ごとに独立して回避します。空欄の人は対象外です。
ユーザー定義フォーマット
出力データの1つ。設定で決めた列で出力する表。
割当後予約枠
出力データの1つ。予約枠を日付順に並べ、各枠に誰を割り当てたかを注記した表。